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守ってあげたいFinal
今日は、3月末で定年や退職を迎える社員の謝恩送別会の日。
この送別会は、400人以上の社員を雇う我が社の恒例行事であった。
人事課に部署が変わった彼女とは、なかなか話もできず、寂しい日々だったが、今日こそ、この香りで彼女と良い話ができると考えていた。
会場で準備の指示をしていた彼女を見つけ私は、『がんばっているね。今度ゆっくり話をしながら食事でもどう。』と言うと、彼女は1通の手紙を私に握らせ『謝恩会が終わったら読んで下さい。』と言い残し、準備に戻っていった。
その言葉に私の心は少年のようにときめき。謝恩会が始まっても「心ここに有らず」状態であった。(彼女の方から誘ってくるなんて。)
でも、謝恩会も進み私を含む退職者の名前が呼ばれ、全員が壇上に上がった時、その最後に呼ばれた名前を聞いて私は耳を疑った。
それは紛れもなく彼女の名前だった。
一人一人が「会社のため」とか、「自分のため」とか話をし、私も四十数年会社のために身を粉にして働いたことを言ったと思う。(全く記憶がない。)
そして、最後に彼女が『一身上の都合で今月で退社します。いろいろお世話になりました。』と言って全員がステージから降りた。
彼女は先に降りた私に軽い会釈をして控え室に消えていった。
私は、彼女からの手紙を思い出し、トイレでその手紙を読むと『□□補佐、私はこのまま駄目になっていく自分がいやです。補佐と最初出会った時は他の部局の上司、ランチバイキングの時はお父さん。ディナーの時はダンディな叔父様。そして今日までの間にその気持ちが益々膨らんでいくことに怖くなりました。この会社にいる限り□□補佐と最後の一線を越えてしまうと思うのです。それだけは、ご家族もいる補佐を不幸にしたくないので、私がこの会社を去ることを決めました。私の最後のわがままです。どうか探さないでください。』この手紙で私は「あと一歩で彼女が陥落するほどこの香りが効いていた」ことを実感した。
定年後の第2の職場でもこの香りを試してみます。
ヒョウキントド(60歳・男性)
投稿日:2018.03.30
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